うしろから突然近づいたり、急に大きな声を出すと、馬は驚きます。やさしい声をかけながら前方より近づき、馬の首筋から肩をなでたり、軽く愛撫してあげましょう。馬は、性質が温順で、かしこい動物です。また、記憶力が抜群で、自分の世話をしてくれる人のことや、楽しかったこと、いやだったことなどもよく覚えています。
うしろから突然近づいたり、急に大きな声を出すと、馬は驚きます。やさしい声をかけながら前方より近づき、馬の首筋から肩をなでたり、軽く愛撫してあげましょう。馬は、性質が温順で、かしこい動物です。また、記憶力が抜群で、自分の世話をしてくれる人のことや、楽しかったこと、いやだったことなどもよく覚えています。
馬の背の高さを体高といいます。体高は、き甲の頂点(首の付け根)から、地面までの垂直距離を測ります。
あつく熱した鉄の棒をたたいて、ウマの蹄にあう形にします。
くぎを打ってとめます。痛くないところに打つからだいじょうぶ。
これが蹄鉄をつけたウマの蹄の裏
蹄鉄は、6~8本の釘を痛みを感じない部分に打って留めます。以前は、競走馬の蹄鉄は、レース前に軽い材質のものに打ちかえていましたが、現在では、兼用蹄鉄といって、調教とレースの両方に使える蹄鉄をつけている馬がほとんどです。
ウマの目はとてもきれいで大きいです。なんと目玉は直径約4.5センチもあります。ウマは、遠くのものを見るときはあごを引き上目使いに、近くのものを見るときは逆にあごを上げて見るものに集中して、ピントを合わせます。また、夜行性ではありませんが、夜でも見えます。
ウマは、目と目の間がひろくあいて、顔の横に目がついているので、顔の向きを変えなくても、うしろのほうが見えます。うしろからくるものにも、すぐに気がつくように、うしろが見えるようになっているのです。
競走馬がつけているブリンカーは、馬の視野を狭めるものです。レース中、よそ見をして気が散る馬などにつけ、前だけを見せるようにして、レースに集中させるためです。
馬の耳は、13もの筋肉によって動いているために、いろいろな動きをします。また、音を聞く以外に、その動かし方は馬の気持ちを表します。馬の耳による感情表現については、「ウマの表情と気持ち」にまとめてあります。
まわりの音を探している
馬の耳は、13もの筋肉によって動いているために、いろいろな動きをします。また、音を聞く以外に、その動かし方は馬の気持ちを表します。馬の耳による感情表現については、「ウマの表情と気持ち」にまとめてあります。
乳や青草などの甘い香りが好きで、刺激的なにおいや、酸っぱいにおいは嫌いなんだよ。
ウマ同士がにおいをかぎあうのは、あいさつのようなものです。
乳や青草などの甘い香りが好きで、刺激的なにおいや、酸っぱいにおいは嫌いなんだよ。
ウマのことをこわいと思いながら近づくと、ウマもその気持ちがわかって、こわがってしまうよ。
ウマのことをこわいと思いながら近づくと、ウマもその気持ちがわかって、こわがってしまうよ。
大人のオス馬は12本の前歯、4本の犬歯、24本の奥歯があり、全部で40本です。メス馬は犬歯がないので、オス馬より4本少ない36本です。馬は上の歯と下の歯を左右に動かして、すりつぶすようにしてものを食べます。だから、歯のすりへりぐあいをみれば、おおよその年齢がわかります。また、5歳ぐらいまでに、乳歯は、永久歯に順順にぬけかわっていきます。
大人のオス馬は12本の前歯、4本の犬歯、24本の奥歯があり、全部で40本です。メス馬は犬歯がないので、オス馬より4本少ない36本です。馬は上の歯と下の歯を左右に動かして、すりつぶすようにしてものを食べます。だから、歯のすりへりぐあいをみれば、おおよその年齢がわかります。また、5歳ぐらいまでに、乳歯は、永久歯に順順にぬけかわっていきます。