馬が静かにしているときの心拍数は1分間に30〜50回、呼吸数は1分間に10回ぐらいです。これが全力疾走しているときには心拍数約220〜240回、呼吸数は100回以上になります。レース中は、とてもたくさんのエネルギーを使っているのです。
馬が静かにしているときの心拍数は1分間に30〜50回、呼吸数は1分間に10回ぐらいです。これが全力疾走しているときには心拍数約220〜240回、呼吸数は100回以上になります。レース中は、とてもたくさんのエネルギーを使っているのです。
馬は他の馬からまったく隔離されると不安になったり、悪い癖を覚えたりします。だから厩舎は、馬房の窓から隣の馬が見えるようなつくりになっています。
真夏に外で長い間運動したときなどに熱射病になることがあります。体温が40度近くにもなり、汗がたくさん出て、ぐったりしてしまいます。
ウマの病気の中で多いのが、はらいたです。ウマのはらいたをせん痛といいます。せん痛になると食欲がなくなり、前がきをしたり、おなかをのぞきこんだりします。重症になると、地面を転がったりして苦しみます。はやくてあてをしなければいけません。
馬は体に比べて胃の容積が小さく、腸が約30mもあるうえ、細くなったり、太くなったりと複雑です。また、嘔吐することができません。このような理由から、馬はせん痛になりやすいのです。
全体が茶色。たてがみ、しっぽ、足の下のほうは黒い。
黄色っぽい茶色。たてがみやしっぽも同じ色。
大きな茶色のぶちがあります。サラブレッドにはこの毛色はありませんが、ポニーなどには見られます。
ほとんど黒で、目や口のまわりが濃い茶色。
生まれたときは鹿毛や栗毛などで、年をとると白くなります。
生まれたときから白色で、数は非常に少ない毛色です。
馬の毛色にはこれ以外に鹿毛よりすこし黒っぽい色の「黒鹿毛(くろかげ)」、全身真っ黒の「青毛(あおげ)」、栗毛より少し暗い茶色の「栃栗毛(とちくりげ)」などがあります。
どのウマも同じように見えるかもしれませんが、よく観察すると、一頭一頭ちがうことがわかります。顔に白いマークのあるウマや、まるで肢に白いソックスをはいているようなウマがいます。
顔の真ん中の白いマークを星といいます。このマークの大きさや形はウマによってちがいます。
馬の個体を識別するために、顔・足の白い部分(白徴)、つむじ(旋毛)などを照合します。馬にはこの特徴を書きこんだ血統登録書というものがあります。
馬の個体を識別するために、顔・足の白い部分(白徴)、つむじ(旋毛)などを照合します。馬にはこの特徴を書きこんだ血統登録書というものがあります。
足の白い部分が長い。
4本の足ともソックスをはいているよう。
白い部分が短い。
キミの頭にあるつむじのように、うずを巻いているのがわかりますか?
顔の中心近くにあるものを珠目といいます。
注意をはらっているときにします。見慣れないものがあるときや、変わった音がするときなどです。
おこっていて攻撃的なときです。安心した表情になるまで近づいてはいけません。
前肢で地面をかきます。えさや水が欲しいときにします。水たまりや砂の上でしたときは、ねころがりたいときです。おなかをのぞきこみながらするときは、おなかが痛いときです。
上のくちびるをあげて、笑っているように見えます。これは、においをよく確かめるときの動作です。タバコや、刺激のあるめずらしいにおいをかいだときにも見られます。
かゆい部分をかいてもらったりして、うっとりしているときに鼻が伸びます。
不安を感じているときは鼻の穴をぴくぴく動かします。何かに驚いているときは鼻の穴を大きく開いて太い息を吐きます。
高く、強く、長く鳴くとき・・・・・・仲間を呼んでいる。気分のいいとき。
深く、静かに、短く切って鳴くとき・・・・・・食べ物をほしがっている。
高めにゆったり動かしているとき・・・・・・気分がいい。
やたらに大きくふっているとき・・・・・・イライラしている。
またの間にしっぽをはさんでいるとき・・・・・・こわがっている。けることがあるので注意。
高く、強く、長く鳴くとき・・・・・・仲間を呼んでいる。気分のいいとき。
深く、静かに、短く切って鳴くとき・・・・・・食べ物をほしがっている。
高めにゆったり動かしているとき・・・・・・気分がいい。
やたらに大きくふっているとき・・・・・・イライラしている。
またの間にしっぽをはさんでいるとき・・・・・・こわがっている。けることがあるので注意。